1. 全体の成績表:巨人全体 vs 市場
1999 Q1–2026 Q2、109四半期 :各四半期に集計対象となった巨人の13F保有銘柄を合わせ、その四半期の株価の変化(四半期末株価ベース)を当てはめて、市場(SPY)と比べています。株価の変化だけを見ており、どちらも配当と費用を含みません。
巨人の総合ポートフォリオ 年率
+9.2%
100が 1,106に
金額ベースの合計 年率
+7.2%
大きなポートフォリオ(Berkshire Hathawayなど )の比重が大きい
市場を上回った年
14/28
総合ポートフォリオで計算
巨人の総合ポートフォリオ(1人 1票 ) 金額ベースの合計 市場(SPY)
1999 Q1=100。株価の変化のみで、どちらも配当と費用を含みません。
期間別:ずっと上回っていたわけではない
期間 総合ポートフォリオ 年率 金額ベース 年率 SPY 年率 1999–2007 ITバブル崩壊の前後 +11.0% +6.5% +1.5% 2008–2012 金融危機の前後 +1.4% +0.8% −0.5% 2013–2026 大型テック株が主導 +11.1% +10.2% +13.1%
集計対象の期間が5年 (20四半期 )以上の巨人62人 のうち、24人 は、集計対象だった期間の13F保有銘柄が同じ期間のSPYを 上回りました。中央値はSPYを 年0.9ポイント 下回りました。ここでは名前を挙げず、順位も付けません。 全体が市場を上回った分は、主に2000–2007年 に生じたものです。多くの巨人は、集計対象となった期間が2013年 以降です。
年ごとの比較
28年 分をすべて表示年(★=上回った年) 総合ポートフォリオ 金額ベース SPY 1999(3四半期 ) +5.5% −0.9% +14.4% 2000 ★ +18.2% +11.9% −10.7% 2001 ★ +6.4% −6.2% −12.9% 2002 ★ −13.3% −7.2% −22.8% 2003 ★ +41.3% +31.3% +26.1% 2004 ★ +18.1% +10.9% +8.6% 2005 +2.0% +1.0% +3.0% 2006 ★ +19.3% +18.6% +13.7% 2007 ★ +6.3% +3.2% +3.2% 2008 −44.7% −40.7% −38.3% 2009 ★ +40.2% +32.2% +23.5% 2010 ★ +18.1% +15.3% +12.8% 2011 −0.9% −0.8% −0.2% 2012 ★ +17.9% +16.1% +13.5% 2013 ★ +36.0% +33.9% +29.7% 2014 +8.5% +7.2% +11.3% 2015 −8.5% −10.0% −0.8% 2016 +9.3% +8.3% +9.6% 2017 +19.3% +17.0% +19.4% 2018 −11.1% −11.4% −6.3% 2019 ★ +29.8% +32.6% +28.8% 2020 ★ +17.1% +16.1% +16.2% 2021 +25.6% +25.4% +27.0% 2022 −21.8% −19.6% −19.5% 2023 ★ +29.1% +21.1% +24.3% 2024 +16.2% +16.6% +23.3% 2025 +15.0% +12.6% +16.4% 2026(2四半期 ) +3.3% +3.8% +9.5%
計算方法
各四半期は「前四半期末の収録リストに入っている巨人が報告した米国株の買いポジション」を基準とし、その四半期の四半期末の株価の変化(株式分割調整済み)を当てはめます。収録リストは毎四半期、同じ基準で計算し直しています(1999年 第1四半期 は13人 、現在は58人 )。 総合ポートフォリオ :巨人1人 を1票 として数えます(当サイトの「総合ウェイト」と同じ計算方法)。金額ベースの合計 :大きなポートフォリオほど比重が大きく、Berkshire Hathawayは 最大で65%を 占めたことがあります。SPY:2013年 第2四半期以降 は、巨人自身の13Fに 記載されたSPYの 四半期末の株価を使います。それ以前はSPYを 保有する巨人が少なかったため、大手銀行3社 (Northern Trust、Bank of America、JPMorgan Chase)の13Fに 記載されたSPYの 四半期末の株価を使い、四半期ごとに互いに照合しています。 価格が欠けている少数のポジション(たとえば、その四半期にすべての巨人が売り切った場合や、株式分割が未確認の場合)は、同じポートフォリオのほかの保有銘柄と同じだけ値動きしたと仮定しています。「値動きなし」と仮定すると、総合ポートフォリオの年率は+9.0%にな ります。
限界
株価の変化だけを見ており、どちらも配当を含みません。費用と税金も差し引いていません。 これは13F報告書に記載された保有銘柄であり、ファンドの実際の運用成績ではありません。空売り、現金、費用、海外株式、四半期中の売買は分かりません。 読者がそのまま真似ることはできません。13Fが 公表されるのは、四半期末から最長45日後 です。 生存者バイアス :収録リストは、現在もよく知られていて報告書の提出を続けているバリュー投資家から選んでいます。当時バリュー投資を名乗り、その後廃業した人は含まれていないため、古い年ほど実際より良く見えます。1999–2013年 の保有銘柄の表はテキスト形式で、解析した結果、約74%が 報告書のカバーページに記載された合計額と一致しています。
2. 市場以外の比較対象
出典ごとに期間と計算方法が異なる(配当や費用を含むかどうか、時間加重か金額加重か)ため、各行に出典と期間を明記しています。表の下のグラフでは同じ計算方法のものを同じグループにまとめており、グループどうしの大小は直接比べません 。
比較対象 事実 期間 計算方法 出典 巨人全体(当サイト) 総合ポートフォリオの年率+9.2%、金額ベース+7.2%、SPY +6.7% 1999–2026 13Fの 四半期末株価、株価のみ、費用と配当を含まない 当サイトの計算 同じ20年間 を並べて比較 S&P 500(配当込み)11.00%、S&P 500グロース 12.77%、S&P 500バリュー 8.72%、アクティブ大型株ファンド平均8.86%、アクティブ大型バリューファンド平均7.60%(年率)。当サイトの同じ期間:巨人の総合ポートフォリオ8.86%、SPY 8.87%(どちらも配当を含まない) 2006–2025 SPIVAは 配当込み、ファンドは手数料控除後。当サイトは株価のみS&P Dow Jones Indices「SPIVA U.S. Year-End 2025」 Report 3、当サイトの計算アクティブ大型株ファンド S&P 500を 下回った割合:1年 (2025年 )は78.78%、3年 は66.84%、5年 は88.96%、10年 は85.59%、15年 は89.93%、20年 は92.89% 2025年12月31日 まで手数料控除後、配当込み。期間中に消滅したファンドも含む SPIVA Report 1a アクティブ大型バリューファンド S&P 500バリュー 指数を下回った割合:1年 は41.30%、3年 は80.51%、5年 は83.03%、10年 は88.45%、15年 は93.29%、20年 は87.01% 2025年12月31日 まで同上 SPIVA Report 1a ファンドの生存者バイアス 20年前 の大型株ファンドのうち、現在も存続しているのは34.61%のみ 。大型バリューファンドは42.42%2006–2025 — SPIVA Report 2 Berkshire Hathaway 1株 あたり時価は年率19.7%、S&P 500(配当込み)は10.5%1965–2025 1株 あたり時価。指数は配当込みBerkshire Hathawayの 株主への手紙(2025年 ) の20ページ Berkshire Hathaway(当サイトと同じ期間) 年率9.2%、S&P 500(配当込み)は8.5% 1999–2025 上の表の年ごとの数字を掛け合わせて計算 同上、当サイトの計算 一般のファンド投資家(資金の出し入れのタイミング) 投資家が実際に得たリターンは資金1ドル あたり年率8.7%、ファンド自体は9.9%で 、差は約1.2ポイント 2016–2025 金額加重 vs 時間加重 Morningstar「Mind the Gap 2026」(2026年8月6日 ) 一般の株式ファンド投資家(単年) 2025年 は平均17.16%、S&P 500は 17.88%。2024年 は16.54% vs 25.02%2024、2025 DALBAR独自の計算方法 DALBAR「QAIB 2026」プレスリリース 自ら売買する米国の個人投資家 世帯平均の年率リターンは16.4%、売買が最も多い世帯は11.4%、市場は17.9% 1991–1996 、66,465世帯 学術研究 Barber & Odean (2000), Journal of Finance 台湾の個人投資家 個人投資家全体のポートフォリオは年3.8ポイント 分リターンが少なく、その損失は台湾のGDPの 2.2%に 相当 1995–1999 学術研究(台湾証券取引所の全取引) Barber, Lee, Liu & Odean (2009), Review of Financial Studies バリュースタイルそのもの 米国のバリュー・プレミアムは後半の期間の平均がかなり低いものの、変動が大きく、前半と後半が同じである可能性を統計的に排除できない 1963年7月–2019年6月 学術研究 Fama & French (2021), Review of Asset Pricing Studies
2つの グループは計算方法が異なるため、グループの中だけで比べてください。配当込みのS&P 500と 株価のみのSPYの 差は約2ポイント で、主に配当によるものです。
アクティブ大型株ファンド(対S&P 500) アクティブ大型バリューファンド(対S&P 500バリュー )
点線=50%。期間が長くなるほど高くなることが多いものの、すべての段階で上がるわけではありません(たとえば3年 は1年 より低い)。データ:SPIVA Report 1a、2025年12月31日 まで。
各行は同じデータ・同じ計算方法の中で差し引いたもの(どちらも配当込み、またはどちらも配当なし)なので、行どうしを並べて見ることができます。ただし期間はそれぞれ異なり、当サイトの収録リストは現在も残っている巨人だけなので、巨人の2行 は実際より良く見えます(生存者バイアス)。
SPIVAは 期間中に消滅したファンドも計算に含めています。当サイトの収録リストは現在も残っている巨人だけなので、生存者バイアスの向きは逆になり、巨人の側が実際より良く見えます。2006–2025年 を例にとると、配当込みのS&P 500と 、当サイトの株価のみのSPYの 差は約2ポイント で、主に配当によるものです。関連記事:姉妹サイト「静水」の「アクティブ vs パッシブ」 と「個人投資家の代償」 。
3. 巨人が売却した株式は、最終的に利益か損失か
対象:巨人が集計対象の期間中に推定1億ドル以上 を投じ、その後すべて売却したポジション。巨人1人 が保有を始めてから全株売却するまでを1件 とし、その後に買い直した場合は新しい1件 として数えます。
終了した大きなポジション
3,001
推定投資額1億ドル以上
データ期間中に購入したもの(2,677件 ) 推定で損失となったのは42%、中央値は+5%
データの最初の四半期にすでに保有していたもの(324件 ) 推定で損失となったのは40%、中央値は+7%
推定リターン=推定回収額 ÷ 推定投資額 − 1。投資額と回収額はどちらも(四半期初の株価+四半期末の株価)÷ 2で 推定しており、配当、手数料、税金を含みません。四半期内の往復売買も分かりません。 「データの最初の四半期にすでに保有していた」ポジションは、1999年 第1四半期 (またはその巨人の最初の電子報告書)の株価を取得単価の起点としています。巨人の実際の取得単価ではないため、分けて示しています。 推定できない117件 (株式分割が未確認のもの、証券コードが変わっただけの可能性があるもの、売却した四半期に価格がないもの)は含めていません。
このうち3件 の「全株売却」は、実際には企業が破産申請して上場廃止になった四半期に、銘柄が13Fから 消えたものです(Sears Holdings Corp、Seventy Seven Energy Inc、Sunedison Inc)。上場廃止の株式は13Fの 報告対象外のため、売却したのか保有を続けたのかは分かりません。これらも上の集計に含めています(どちらであっても損失です)。推定回収額は最後の四半期の平均価格で計算しているため、実際の結果はさらに悪い可能性があります。
4. 巨人がかつて大量に保有した企業は、その後どうなったか
対象:1999年 以降に巨人全体で1億ドル以上 保有されたことがあり、最新四半期にはどの巨人も保有していない1,086社 。結果は、その企業自身のSEC書類で判定しています(たとえば8-Kの 項目1.03=破産申請、2.01/5.01=買収、Form 25/15=上場廃止)。
企業のその後(その企業自身のSEC書類による) 社数 SECへの 報告を継続中406 買収または上場廃止 476 保有中または売却後2年以内 に破産申請 22 売却から2年以上 後に破産申請 40 過去の破産・再建後に購入 13 破産申請後も報告書を提出 17 SECの 記録なし112
上場廃止は失敗と同じではありません。買収はプレミアム付きで行われることがよくあります。破産申請についても、親会社か子会社か、既存の株主の価値がゼロになったかどうかを区別する必要があり、これらは1件 ずつ確認しなければなりません。
5. 事例:成功、失敗、同じ銘柄の異なる結末
最新四半期にどの巨人の13Fにも 記載されていない企業だけを選んでいます。上場廃止の株式は13Fの 報告対象外のため、13Fから 消えたことが売却を意味するとは限りません(例:Sears、SunEdison)。ここに選んだことは、推奨や評価を意味しません。 記述はすべて13Fの 数字またはリンク先のSEC書類にもとづいています(2026年10月11日 に確認、10月 14日 に訂正)。金額はすべて推定値です。推定投資額=各四半期の買い増し株数 ×(四半期初の株価+四半期末の株価)÷ 2。推定回収額も同じ方法で推定した価格を使い、配当、手数料、税金を含みません。 「同じ売買をSPYで 」:巨人が各四半期に投じた金額と同じ額を、同じ四半期にSPYの 推定価格で買います。巨人が保有株の何割を売却したかに合わせて、SPYも 同じ割合を売却します。両者の資金の出し入れのタイミングはまったく同じなので、リターンを直接比べることができます。 企業がスピンオフした子会社の株式は13F上では別の銘柄になるため、推定回収額には含めていません。グラフの価格は株式分割調整済みで、丸い点は推定売買価格です(緑または赤で買いか売りかを表し、色は当サイトの上昇・下落の配色に従います)。
失敗とリスク (6件 )
Sears Holdings 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Bruce Berkowitz 2005 Q3 – 2018 Q4 24.72 4.10 −20.62(−83%) 32% +71%
Bruce Berkowitz: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 50 100 150 200 金融危機 2005 Q2 2006 Q4 2008 Q2 2009 Q4 2011 Q2 2012 Q4 2014 Q2 2015 Q4 2017 Q2 2018 Q4 Bruce Berkowitz: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 50 100 150 200 金融危機 2005 Q2 2008 Q4 2012 Q2 2018 Q4 Fairholmeは 2005年 第3四半期 に保有を始め、その後何度も買い増し、最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約3割 を占めました。2018年10月15日 、同社と一部の子会社が破産法による再建手続き(Chapter 11)を申請しました〔8-K 〕。同じ日、同社はNasdaqから 上場廃止の通知を受けたことを開示しました〔8-K 〕。Fairholmeの 13Fには 、2018年 第4四半期以降 この銘柄が記載されていません。13F報告書の原本:Bruce Berkowitz 2005 Q3 、Bruce Berkowitz 2018 Q4 。上場廃止の株式は13Fの 報告対象外です。13Fから はFairholmeが 売却したのか、保有を続けたのかは分かりません。推定回収額は最後の四半期の四半期初の株価と四半期末の株価の平均で計算しているため、実際の結果はさらに悪い可能性があります。
General Motors(2009年 の破産前の旧会社) 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Mason Hawkins 1999 Q3 – 2008 Q3 20.34 5.09 −15.26(−75%) 7% 0%
Mason Hawkins: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 20 40 60 80 100 ITバブル崩壊 1999 Q2 2000 Q2 2001 Q2 2002 Q2 2003 Q2 2004 Q2 2005 Q2 2006 Q2 2007 Q2 2008 Q3 Mason Hawkins: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 20 40 60 80 100 ITバブル崩壊 1999 Q2 2001 Q4 2004 Q2 2008 Q3 Southeasternは 1999年 第3四半期 に保有を始め、最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約7%を 占めました。2008年 第3四半期 の13Fには 、もう記載されていません。2009年6月1日 、General Motorsは 破産法による再建手続きを申請し、翌日、ニューヨーク証券取引所は同社の株式がもはや上場に適さないと通知しました〔8-K 〕。13F報告書の原本:Mason Hawkins 1999 Q3 、Mason Hawkins 2008 Q3
SunEdison 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで David Einhorn 2013 Q4 – 2016 Q2 4.50 1.23 −3.27(−73%) 9% +8%
David Einhorn: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 10 20 30 2013 Q3 2014 Q1 2014 Q3 2015 Q1 2015 Q3 2016 Q2 David Einhorn: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 10 20 30 2013 Q3 2014 Q2 2015 Q1 2016 Q2 Greenlightは 2013年 第4四半期 に保有を始め、最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約9%を 占めました。2016年 第1四半期 の13Fでも 、株数は前四半期より多くなっていました。2016年4月21日 、SunEdisonは 破産法による再建手続きを申請しました〔8-K 〕。Greenlightの 2016年 第2四半期 の13Fには 、もう記載されていません。13F報告書の原本:David Einhorn 2013 Q4 、David Einhorn 2016 Q2 。上場廃止の株式は13Fの 報告対象外です。13Fから はGreenlightが 破産申請の前後に売却したのか、保有を続けたのかは分かりません。推定回収額は最後の四半期の四半期初の株価と四半期末の株価の平均で計算しているため、実際の結果はさらに悪い可能性があります。
巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Carl Icahn 2012 Q4 – 2016 Q3 10.19 2.42 −7.77(−76%) 6% +43%
Carl Icahn: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 20 40 60 2012 Q3 2013 Q1 2013 Q3 2014 Q1 2014 Q3 2015 Q1 2015 Q3 2016 Q1 2016 Q3 Carl Icahn: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 20 40 60 2012 Q3 2013 Q4 2015 Q1 2016 Q3 Icahnは 2012年 第4四半期 に保有を始め、2013年 に約2,150万株 まで買い増し、最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約6%を 占めました。保有期間中、四半期末の株価は2013年 第1四半期 の約52ドル から2016年 第3四半期 の約11ドル まで下落しました(13Fの 四半期末株価)。Icahnの 2016年 第3四半期 の13Fには 、もう記載されていません。 13F報告書の原本:Carl Icahn 2012 Q4 、Carl Icahn 2016 Q3
Paramount Global Warren Buffett / Greg Abel: 四半期末株価と推定売買価格 $ 10 20 30 40 2021 Q4 2022 Q2 2022 Q4 2023 Q2 2023 Q4 2024 Q2 Warren Buffett / Greg Abel: 四半期末株価と推定売買価格 $ 10 20 30 40 2021 Q4 2022 Q3 2023 Q2 2024 Q2 Berkshire Hathawayは 2022年 第1四半期 に保有を始め、同年中に約9,360万株 まで買い増しを続けました。このポジションがBerkshire Hathawayの 13Fポートフォリオに占める比率は、最も高いときでも1%未満 でした。 四半期末の株価は2022年 第1四半期 の約38ドル から2024年 第1四半期 の約12ドル まで下落しました(13Fの 四半期末株価)。Berkshire Hathawayは 2023年 第4四半期 から段階的に売却し、2024年 第2四半期 の13Fには 、もう記載されていません。 同社はその後、2025年8月7日 にSkydanceとの 取引を完了しました〔8-K 〕。 13F報告書の原本:Warren Buffett / Greg Abel 2022 Q1 、Warren Buffett / Greg Abel 2024 Q2
American Airlinesと Southwest Airlines Warren Buffett / Greg Abel: 四半期末株価と推定売買価格 $ 10 20 30 40 50 60 2016 Q2 2016 Q4 2017 Q2 2017 Q4 2018 Q2 2018 Q4 2019 Q2 2019 Q4 2020 Q2 Warren Buffett / Greg Abel: 四半期末株価と推定売買価格 $ 10 20 30 40 50 60 2016 Q2 2017 Q3 2018 Q4 2020 Q2 Warren Buffett / Greg Abel: 四半期末株価と推定売買価格 $ 30 40 50 60 70 2016 Q3 2017 Q1 2017 Q3 2018 Q1 2018 Q3 2019 Q1 2019 Q3 2020 Q2 Warren Buffett / Greg Abel: 四半期末株価と推定売買価格 $ 30 40 50 60 70 2016 Q3 2017 Q3 2018 Q3 2020 Q2 Berkshire Hathawayは 2016年 後半に、この航空会社2社 の保有を始めました。 2020年 第1四半期 、2銘柄 の四半期末の株価は大きく下落しました。Americanは 約29ドル から約12ドル へ、Southwestは 約54ドル から約36ドル へ下がりました(13Fの 四半期末株価)。Berkshire Hathawayの 2020年 第2四半期 の13Fには 、この2銘柄 はもう記載されていません。13F報告書の原本:Warren Buffett / Greg Abel 2016 Q3 、Warren Buffett / Greg Abel 2020 Q2 、Warren Buffett / Greg Abel 2016 Q4 、Warren Buffett / Greg Abel 2020 Q2
成功 (6件 )
Idenix Pharmaceuticals 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Seth Klarman 2011 Q2 – 2014 Q3 3.05 12.85 +9.80(+322%) 21% +26%
Seth Klarman: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 10 20 30 2011 Q1 2011 Q3 2012 Q1 2012 Q3 2013 Q1 2013 Q3 2014 Q1 2014 Q3 Seth Klarman: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 10 20 30 2011 Q1 2012 Q1 2013 Q1 2014 Q3 Baupostは 2011年 第2四半期 に保有を始め、買い増しを続けて2014年 第1四半期 には約5,330万株 となり、最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約21%を 占めました。2014年8月 、Merckが 株式公開買付けによる買収を完了し、Idenixは Merckの 子会社になりました〔8-K 〕。そのため13Fには 記載されなくなりました。13F報告書の原本:Seth Klarman 2011 Q2 、Seth Klarman 2014 Q3 。推定回収額は買収前の四半期末の株価で計算しているため、実際の買収価格とは異なる可能性があります。
Forest Laboratories 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Carl Icahn 2011 Q2 – 2014 Q2 10.90 29.32 +18.43(+169%) 10% +46%
Carl Icahn: 四半期末株価と推定売買価格 $ 20 40 60 80 100 2011 Q1 2011 Q3 2012 Q1 2012 Q3 2013 Q1 2013 Q3 2014 Q2 Carl Icahn: 四半期末株価と推定売買価格 $ 20 40 60 80 100 2011 Q1 2012 Q1 2013 Q1 2014 Q2 Icahnは 2011年 第2四半期 に保有を始め、最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約10%を 占めました。Icahnの 2014年 第1四半期 (3月 31日 )の13Fには 、まだ30,662,005株 が記載されていましたが、第2四半期 (6月 30日 )の13Fには 、もう記載されていません。第3四半期 の13Fにも Actavisの 株式はありません。Actavisが Forestの 買収を完了したのは2014年7月1日 になってからです〔8-K 〕。Icahnは 買収完了の前に売り切っていました。13F報告書の原本:Carl Icahn 2011 Q2 、Carl Icahn 2014 Q2 。推定回収額は、売却した四半期(2014年 第2四半期 )の四半期初の株価と四半期末の株価の平均で計算しています。
Warren Buffett / Greg Abel: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 10 20 30 ITバブル崩壊 2000 Q1 2000 Q4 2001 Q3 2002 Q2 2003 Q1 2003 Q4 2004 Q3 2005 Q2 2006 Q1 2007 Q2 Warren Buffett / Greg Abel: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 10 20 30 ITバブル崩壊 2000 Q1 2002 Q1 2004 Q1 2007 Q2 Berkshire Hathawayは 2000年 第2四半期 に保有を始めました。このポジションがBerkshire Hathawayの 13Fポートフォリオに占める比率は、最も高いときで約2%でし た。 この保有は当時、機密扱いを申請していたため、2000年 第2四半期 の当初の報告書には記載がありません。2001年2月14日 、機密扱いの期間が満了し、後から提出された訂正報告書に初めて記載されました〔13F-HR/A 〕。 保有期間中に、1株 を2株 にする株式分割が2回 ありました。2001年 第3四半期 は株数がちょうど2倍 になったため、株式分割と判定しました。2005年8月22日 の株式分割〔10-K 〕の四半期には同時に約307万株 を売却したため、株数はちょうど2倍 にはなっていません。数字はすべて株式分割調整済みです。 Berkshire Hathawayは 2003年 末から段階的に売却し、2007年 第2四半期 の13Fには 、もう記載されていません。 13F報告書の原本:Warren Buffett / Greg Abel 2000 Q2 、Warren Buffett / Greg Abel 2007 Q2
Yahoo 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Dan Loeb 2011 Q3 – 2014 Q1 10.61 21.80 +11.18(+105%) 37% +33%
Dan Loeb: 四半期末株価と推定売買価格 $ 10 20 30 40 50 2011 Q2 2011 Q4 2012 Q2 2012 Q4 2013 Q2 2014 Q1 Dan Loeb: 四半期末株価と推定売買価格 $ 10 20 30 40 50 2011 Q2 2012 Q1 2012 Q4 2014 Q1 Third Pointは 2011年 第3四半期 に保有を始め、最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約37%を 占めました。 2013年 第1四半期 にまず保有の約15%を 売却し、第3四半期 からは保有を大幅に減らし、2014年 第1四半期 の13Fには 、もう記載されていません。13F報告書の原本:Dan Loeb 2011 Q3 、Dan Loeb 2014 Q1
巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Bill Ackman 2016 Q3 – 2025 Q4 12.09 35.87 +23.78(+197%) 22% +77%
Bill Ackman: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 20 40 60 80 コロナショック 2016 Q2 2017 Q2 2018 Q2 2019 Q2 2020 Q2 2021 Q2 2022 Q2 2023 Q2 2024 Q2 2025 Q4 Bill Ackman: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 20 40 60 80 コロナショック 2016 Q2 2018 Q4 2021 Q2 2025 Q4 Pershing Squareは 2016年 第3四半期 に保有を始め、2016年 末には約1.44億株 まで買い増しました(2024年 の1株 を50株 にする株式分割を調整済み)。最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約22%を 占めました。 2018年 第3四半期 から段階的に売却し(その四半期にまず約4,117万株 を売却)、2024年 第3四半期 には約2,882万株 と、ピーク時の約2割 まで減りました。2025年 第4四半期 の13Fには 、もう記載されていません。同じ金額を同じ四半期にSPYで 売買した場合の推定リターンは、このポジションよりかなり低くなります(上の表の最後の列を参照)。このポジションは市場を上回りました。 13F報告書の原本:Bill Ackman 2016 Q3 、Bill Ackman 2025 Q4
Shaw Communications 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Mason Hawkins 2002 Q2 – 2006 Q4 3.47 8.11 +4.63(+133%) 3% +36%
Mason Hawkins: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 10 20 30 40 2002 Q1 2002 Q3 2003 Q1 2003 Q3 2004 Q1 2004 Q3 2005 Q1 2005 Q3 2006 Q1 2006 Q4 Mason Hawkins: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 10 20 30 40 2002 Q1 2003 Q2 2004 Q3 2006 Q4 Southeasternは 2002年 第2四半期 に保有を始め、2003年 末には約3,050万株 まで買い増し、最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約3%を 占めました。2006年 第3四半期 に保有を大幅に減らし、2006年 第4四半期 の13Fには 、もう記載されていません。13F報告書の原本:Mason Hawkins 2002 Q2 、Mason Hawkins 2006 Q4
同じ銘柄、異なる結末 (3組 )
Upstart:同時に購入、売却の時期は別々 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Dan Loeb 2020 Q4 – 2022 Q1 5.45 27.02 +21.57(+395%) 21% +28% C.T. Fitzpatrick 2020 Q4 – 2022 Q3 11.86 3.85 −8.02(−68%) 7% −10%
Dan Loeb: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 400 2020 Q3 2020 Q4 2021 Q1 2021 Q2 2021 Q3 2021 Q4 2022 Q1 Dan Loeb: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 400 2020 Q3 2021 Q1 2021 Q3 2022 Q1 C.T. Fitzpatrick: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 400 2020 Q3 2020 Q4 2021 Q1 2021 Q2 2021 Q3 2021 Q4 2022 Q1 2022 Q2 2022 Q3 C.T. Fitzpatrick: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 400 2020 Q3 2021 Q2 2022 Q3 Upstartは 2020年12月 に上場しました〔424B4 〕。2人 の巨人はどちらも、2020年 第4四半期 の13Fから 記載を始めています。Third Pointは 2021年 第3四半期 から2022年 第1四半期 にかけて段階的に売却しました。Vulcanは 同じ期間に買い増しを続け、2022年 第2・第3四半期 に売却したときには、四半期末の株価は2021年 第3四半期 の約316ドル から約32ドル まで下がっていました(13Fの 四半期末株価)。 13F報告書の原本:Dan Loeb 2020 Q4 、Dan Loeb 2022 Q1 、C.T. Fitzpatrick 2020 Q4 、C.T. Fitzpatrick 2022 Q3 。2人 とも、取得単価は上場後最初の四半期末の株価から起算しています。上場前に投資した分は、13Fでは 分かりません。
Valeant(現Bausch Health):早い参入、遅い参入 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Mason Morfit 2010 Q4 – 2022 Q3 10.52 16.48 +5.96(+57%) 23% +110% Bill Ackman 2015 Q1 – 2017 Q1 36.47 7.03 −29.44(−81%) 30% +9% Chris Davis 2011 Q2 – 2017 Q2 9.89 4.72 −5.17(−52%) 2% +16%
Mason Morfit: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 コロナショック 2010 Q3 2011 Q4 2013 Q1 2014 Q2 2015 Q3 2016 Q4 2018 Q1 2019 Q2 2020 Q3 2022 Q3 Mason Morfit: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 コロナショック 2010 Q3 2013 Q4 2017 Q1 2022 Q3 Bill Ackman: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 2014 Q4 2015 Q1 2015 Q2 2015 Q3 2015 Q4 2016 Q1 2016 Q2 2016 Q3 2016 Q4 2017 Q1 Bill Ackman: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 2014 Q4 2015 Q3 2016 Q2 2017 Q1 Chris Davis: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 2011 Q1 2011 Q4 2012 Q3 2013 Q2 2014 Q1 2014 Q4 2015 Q3 2016 Q2 2017 Q2 Chris Davis: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 100 200 300 2011 Q1 2012 Q4 2014 Q3 2017 Q2 ValueActは 2010年 第4四半期 にこの証券の保有を始め(それ以前には合併前のValeantも 保有)、2022年 第3四半期 の13Fには 、もう記載されていません。このポジションは推定では利益が出ましたが、同じ金額を同じ四半期にSPYで 売買した場合のほうが利益は大きくなります(上の表を参照)。利益が出たことは、市場を上回ったことと同じではありません。Pershing Squareは 2015年 第1四半期 に保有を始め、その四半期の四半期末の株価は約199ドル でした。2017年 第1四半期 に全株売却したときの四半期末の株価は約11ドル でした(13Fの 四半期末株価)。 Davisは 2011年 第2四半期 に保有を始め、株価が急落した2015年 第4四半期 から2016年 第1四半期 にかけて大幅に買い増し、2017年 第2四半期 に全株売却しました。同社は2018年7月13日 に社名をBausch Health Companiesに 変更しました〔8-K 〕。 13F報告書の原本:Mason Morfit 2010 Q4 、Mason Morfit 2022 Q3 、Bill Ackman 2015 Q1 、Bill Ackman 2017 Q1 、Chris Davis 2011 Q2 、Chris Davis 2017 Q2
AIG:危機前の購入、危機後の購入 巨人 保有期間 推定投資額(億ドル) 推定回収額(億ドル) 推定損益(億ドル) 最高比率 同じ売買をSPYで Edgar Wachenheim 2005 Q3 – 2008 Q4 5.20 0.71 −4.48(−86%) 12% −4% Bruce Berkowitz 2010 Q1 – 2016 Q1 35.42 52.21 +16.79(+47%) 50% +51%
Edgar Wachenheim: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 20 40 60 80 2005 Q2 2005 Q4 2006 Q2 2006 Q4 2007 Q2 2007 Q4 2008 Q2 2008 Q4 Edgar Wachenheim: 四半期末株価と推定売買価格 $ 0 20 40 60 80 2005 Q2 2006 Q2 2007 Q2 2008 Q4 Bruce Berkowitz: 四半期末株価と推定売買価格 $ 20 40 60 80 2009 Q4 2010 Q3 2011 Q2 2012 Q1 2012 Q4 2013 Q3 2014 Q2 2015 Q1 2016 Q1 Bruce Berkowitz: 四半期末株価と推定売買価格 $ 20 40 60 80 2009 Q4 2011 Q3 2013 Q2 2016 Q1 Greenhavenは 2005年 第3四半期 に保有を始め、2008年 前半にもまだ買い増していました。2008年 第4四半期 の13Fには 、もう記載されていません。2008年9月16日 、AIGは ニューヨーク連邦準備銀行から最大850億ドル のリボルビング型融資枠を得たと発表しました〔8-K 〕。Fairholmeは 2010年 第1四半期 に保有を始め、最も多いときには自身の13Fポートフォリオの約半分を占め、2016年 第1四半期 に全株売却しました。13F報告書の原本:Edgar Wachenheim 2005 Q3 、Edgar Wachenheim 2008 Q4 、Bruce Berkowitz 2010 Q1 、Bruce Berkowitz 2016 Q1 。2つの 期間でAIGの 証券コードが異なるため、分けて計算しています。
6. この特集の線引き
すでに終了したポジションと、すでに起きた企業の出来事だけを扱い、巨人が現在保有している株式は扱いません。 どの巨人についても、全体の運用成績の計算や順位付けはしません。「同じように買っていたらいくら儲かったか」というバックテストも行いません。 「推定損失」は13Fにも とづく推定にすぎず、その巨人の運用全体の損失と同じではありません。13Fでは 、ヘッジ、空売り、債券、海外株式は分かりません。 詳しい説明:方法とデータ 、免責事項とデータについて 。